なここい と ポケモン

ポケモンの何かを書くよ

【ポケモン剣盾 新春!おみくじバトル:最終83位(レート1702)】ゲンガロンゲいないと運ゲすら始まらない

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なぜか「おみくじバトル」でも構築記事を書いていく ”なここい” です。

しかしながら、これは運ゲなんかじゃなくて、体感は「採用ポケモン:運:実力 = 6:3:1」程のPTゲと感じました。

開催日の3日前に唐突に参加意思を表明し、ゆびをふるバトルのセオリーも把握せずに妥協個体をかき集めて参加しました。

最終83位(レート1702) 25勝11敗(69.4%)

【雨PT:8勝7敗(53.3%)、ゲンガロンゲ:17勝4敗(81.0%)】

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■構築経緯

1.ゆびをふるは技威力、弱点、タイプ一致がかみ合わないため、回復ソース持ちの耐久ポケモンが強いと考え、雨PTとして回復ソースを持つ残飯ニョロトノ、雨受け皿ルンパッパを採用しました。ルンパッパの持ち物はジリ貧のPP合戦に強くするためヒメリとしました。

2.相手の残飯を強奪し、回復ソースを得るために悪い手癖オーロンゲを採用し、持ち物は発動し易く、サイクル戦向きのジャポとしました。

3.上記を基本選出として、参加可能なポケモンは特防種族値が高いポケモンが多かったため、突破要員としてこだわりハチマキカビゴンを採用しました。

4.アタッカーが不足していると考え、本ルールで致命的と考えられる毒ダメが入らず、物理・特殊のどちらの技が出ても恩恵が受けられる珠マジガピクシーを採用しました。

5.最後にカビゴンと同じ考えでカイリキーを入れようと考えましたが、良い個体を所有しておらず、通信進化のハードルが高かったため断念し、6Vを持っていたヘドロゲンガーを採用しました。

■バトル戦記

1日目【雨PT①ニョロトノ②ルンパ③ロンゲ:8勝7敗(53.3%)】

構築経緯をそのままに、全試合で①残飯ニョロトノ②ヒメリルンパ③ジャポロンゲの3体固定選出をしました。

初めてゆびをふるバトルに参加して、下記の知見を得ました。

・ゆびをふる限定であっても天候書き換えのための交換はリスクが大きい(ルンパがめっちゃ削られる)

・雨PTはバインド、交代不能技、毒びしで機能停止する

・ゆびをふるだけしか使えずとも技PPはほぼ切れないのでヒメリ不要

・タイプ耐性が結構大事

結果、全然勝てずにチョコチップクッキーをいっぱい食べて寝ました。

2日目【ゲンガロンゲ①ピクシー②ゲンガー③ロンゲ:13勝2敗(86.7%)】

雨PTに限界を感じ、バインド・毒ダメを回避できる①ピクシー②ゲンガーと1日目に唯一可能性を感じた③ロンゲの3体固定選出をしました。

結果、1日目が嘘のように勝て、この大会は運ゲなんかじゃないと悟る。そして、2日目15戦終了時、瞬間8位(レート1688)を取り終了しました。

3日目【ゲンガロンゲ①ピクシー②ゲンガー③ロンゲ:4勝2敗(66.7%)】

2日目と同様に①ピクシー②ゲンガー③ロンゲで潜り、2連敗の後、4連勝を果たし、レート1700に到達しました。しかしながら、格差マッチが酷く、1700チャレンジ戦も①ピクシー初手だいばくはつ、③ロンゲが三日月の舞で自滅ルートまっしぐらと下振れでした。お相手がenjoy勢だったため拾えただけで、潜り続けると後悔しそうなので撤退としました。

3日間終えての個人的強さランキング

S:ゲンガー(のろわれ)

A:オーロンゲ(悪い手癖)、ピクシー(マジガ)、ヨノサマセット(プレッシャー)

B:ポットデス(のろわれ)、ヨノワール(プレッシャー)、サマヨール(プレッシャー)

C:カビゴン(めんえき)、トゲキッス(きょううん)

それ以外

Sは圧倒的、Aは良特性組み、Bはタイプ優秀組み、Cは準良特性組み、それ以外は選出されていたらアドを貰えたような印象でした。

■個体紹介

1.ピクシー

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 NN  :☆にねがいを

ボール:リピートボール

特性 :マジックガード

持ち物:いのちのたま

性格 :まじめ→ミントれいせい

実数値(努力値) 195(196)-90(0)-101(60)-161(252)-110(0)-66(0) ※S妥協個体

 技構成    ゆびをふる

Cぶっぱ、残り耐久振り。

先発に出してダメージレースを制するために使用していました。ゆびをふるで発生する技は物理が多いことからHAB型が基本らしいですが、Cぶっぱだったためか相手のHPをがりがり削ることが多々ありました。毒、やけど、バインドに耐性があり、いのちのたまを警戒して悪い手癖オーロンゲが引いてくれるなど使用感が良かったです。耐久にはちょっと難ありです。

2.ゲンガー

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 NN  :とげぞう

ボール:リピートボール

特性 :のろわれボディ

持ち物:くろいヘドロ

性格 :のんき→ミントれいせい

実数値(努力値) 167(252)-85(0)-104(188)-165(0)-104(68)-117(0)

 技構成    ゆびをふる

ミント補正のみC↑S↓で全て耐久振り。

取り敢えず選出すれば強いポケモン。ゴーストによるノーマル、かくとうダメージ無効、どく状態無し、バインド時交代可、くろいヘドロで回復可でありながらも悪い手癖オーロンゲに強い、のろわれボディによる交代強要、相手ラス1でのわるあがき強要。ランクマのサンダーなんて比にならないほど圧倒的に入れ得だったと思います。厳しかったのは、稀に受けるはたきおとす、引き先無しの際のタイプ変更技(みずびたし等)くらいでしょうか。

3.ニョロトノ

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 NN  :ぷるゅりんぱ

ボール:ダイブボール

特性 :あめふらし

持ち物:たべのこし

性格 :おくびょう→ミントなまいき

実数値(努力値) 197(252)-95(0)-127(252)-110(0)-133(4)-81(0)

 技構成    ゆびをふる

ミント補正のみD↑S↓で全て耐久振り。

1日目の戦犯①。たべのこしで無限耐久を目指しましたが、回復以上にダメージを受けて成り立たなかったです。たべのこし等による耐久確保は、ゲンガー、ヨノワールのように無効タイプが多いポケモンのみに与えられた力でした。

4.ルンパッパ

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 NN  :ポッターくん

ボール:スーパーボール

特性 :あめうけざら

持ち物:ヒメリのみ

性格 :まじめ→ミントなまいき

実数値(努力値) 187(252)-90(0)-122(252)-110(0)-133(4)-76(0) ※S妥協個体

 技構成    ゆびをふる

ミント補正のみD↑S↓で全て耐久振り。

1日目の戦犯②。あめ下でのあめうけざらで無限耐久を目指しましたが、ニョロトノ以上に成り立たなかったです。無限耐久でヒメリを持たせて、長期戦、プレッシャー対策ばっちりの予定でしたが、ヒメリを一度も食べることなく、有限耐久が尽きました。

5.オーロンゲ

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 NN  :もゆるふゆ

ボール:クイックボール

特性 :わるいてぐせ

持ち物:ジャポのみ

性格 :まじめ→ミントゆうかん

実数値(努力値) 202(252)-154(0)-107(172)-115(0)-106(84)-65(0) ※S妥協個体

 技構成    ゆびをふる

ミント補正のみA↑S↓で全て耐久振り。

残飯ハンター。アッキ型とジャポ型の2種が多いようですが、残飯ハント後に交換することも多かったので、ダメージレースで即座に圧力をかけられるジャポで良かったと思っています。ゲンガーに注意すること、誤窃盗回避のためにダメージを与えて残飯を確認してから繰り出すことを徹底していました。

6.カビゴン

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 NN  :イマタベル

ボール:リピートボール

特性 :あついしぼう

持ち物:こだわりハチマキ

性格 :まじめ→ミントゆうかん

実数値(努力値) 236(4)-178(252)-117(252)-85(0)-130(0)-45(0)

 技構成    ゆびをふる

Aぶっぱ、残り全て耐久振り。

悪の禁伝を思わるNNを付け、名前だけは一番気に入っていましたが、1度も選出されることはありませんでした。私のPT内のアタッカーとしての競合はピクシーでしたが、物理・特殊どちらでも珠による火力が期待でき、定数ダメに耐性のあるピクシーのほうを優先しました。

■終わりに

今回はたまたま欠陥構築に添えられていた強ポケモンがいたので何とかなりましたが、公式大会は大会中にPTを変更できないため、事前調査、試運転が重要だと思い知りました。2日目の後に仲間大会時の状況を調べましたが、ヘドロゲンガー、アッキロンゲ、残飯ヨノワがテンプレになっていたようですね。それを踏まえて思い返すと、ホントにテンプレだらけの大会だったなぁと思います。でも、体感でヨノワは前評判より弱いので、ヨノワじゃないポケモンを上手く採用できるかがポイントだったのではと思います。